2月のトリニダード・トバゴのカーニバルが終わり、 帰る前にカリブ海をクルージング。せっかく来たのだから、カリブのリゾートを楽しもう!ということで、2016年2月にカーニバルリバティに乗船した Kakihara Asukaさんの体験レポートです。
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毎年2月もしくは3月に行われる世界三大カーニバルのひとつトリニダード&トバゴのカーニバル。世界中から沢山の人がトリニダード・トバゴに集まり、SOCA MUSICとトリニダード発祥の楽器スチールパンに魅了され、毎日毎日朝から明け方まで、ラムを片手に踊りまくります。音楽が溢れ、街はカーニバルモード。カーニバルは本当に体力勝負。寝る時間などありません。かなりの体力を使いますが、そんなカーニバルを楽しんだ後はトリニダードを離れ船に乗り込み、トリニダードのもう1つの島、トバゴ島でゆっくり時間を過ごす方も沢山いますが、今回はカリブ海の島を一気に回れるカリブ海の船旅を紹介したいと思います。
[カーニバルリバティ乗船時の映像]
[youtube]https://www.youtube.com/watch?v=vGJa9JefcTk[/youtube]
今回私達がカーニバルの後に乗ったのがこれまた、カーニバル!“CARNIVAL LIBERTY”という船で、7日間にかけて6つのカリブ島を巡る船をご紹介したいと思います。まず、カーニバルの余韻残るトリニダードから飛行機で、わずか一時間のBarbados(バルバドス) に移動し、船旅スタート!!!
7日間でSt.Lusia(セントルシア)、St.kitts(セントクリストファー・ネイビス)、St.martin(セント・マーチン島)、Pueruto Rico(プエルトリコ)、St.Thomas(セント・トーマス島)、そしてまたBarbadosに戻ります。港まで行き、船のチェックイン!ちなみに途中のPueruto Ricoは、 アメリカ領なので事前にESTA が必ず必要です!それを知らなかった私たちは、チェックインからかなり足止めをくらいましたが、とても気さくな船のクルーの方と色んな話が出来たので、今思えば一つのいい思い出です(笑)。スタッフの方がとにかくフレンドリーだったのが印象的でした。ですので、ESTAは必ず準備してくださいね!
チェックインを済ませると、いざ部屋へ。ちなみに鍵ではなく、本人の名前入りのカード。船での買い物や、アルコール類の購入の際は全てカードでやり取りします。(飲食類はすべて、船代に含まれています。つまりいつでもご飯は無料です。ちなみに船の中のチップも全て込みなので、ゆっくり楽しめます。)
料理に関しては期待して良いの、かな…?あまり期待はしていなかったですが…。朝はブッフェスタイルで目の前でシェフが自分で選んだ食材でオムレツを焼いて頂きました。ディナータイムは毎日オススメのお料理を用意されていました。私達テーブル担当にオススメなどを聞くと、気さくに答えていただきました。
あと、ディナータイムでは少しドレスアップをオススメします。日本ではあまりドレスコードなどないし、特に、みんなカリブで遊んだ後なので、ビーチサンダルしかなかったり、カジュアルなスタイルになりがちなので、男性はシャツのご用意を忘れずに!女性なら、シンプルなドレスを持っていると、 船旅ではかなり役立ちます。そうでないと少し目線が気になります(笑)。 良いお料理と良い空間を楽しむ為には、少なからず身なりも必要ですね。
続いて、船のアミューズメントの説明に移りたいと思います。なんといっても船旅の楽しみは、飛行機と違い、移動中の船での過ごし方ではないでしょうか? 時間を忘れ、観光で疲れた身体を癒してくれる施設など、楽しみ方は無限大です。日中は朝から観光し、夕方には船に戻り、疲れた身体を癒します。私たちが乗った船では、屋上にウォータースライダーがあり、映画も放送し、ジャグジーも用意されていました。もちろんすぐ横にはbarがあり、いつでもアルコールが手に入ります。 海風にあたりながら入るジャグジーは本当に気持ちが良く優雅な気持ちで過ごせます。かなりオススメですが、日中の疲れのせいで、ジャグジーで寝落ちには要注意!風邪をひきます(笑)。
ここで、私個人のお勧めの船の時間の過ごし方をご紹介します。それは『港からの出港』。日中、炎天下の中の観光は、かなりのエネルギーを使います。まだまだこの島を知りたいな…またいつか戻ってこよう。と独り言を呟きながら楽しんだ島を離れるのが、名残惜しくもあり、同時に次の島に向かうワクワク感は、旅好きなら一度は感じる感覚ではないでしょうか?爽やかな海風にあたりながら、一緒に旅した仲間と思い出を思い返しながら、だんだん小さくなる島をいつまでも、いつまでも、見つめていました。
さて、そんな出港を楽しんだ後、船の中でのアミューズメントを楽しみたい!と思いますが、事前確認しておいた方が良いかと思います。なんといっても、毎日毎日違うイベントが 行われています。アミューズメントのスケジュールに関しては毎朝各自の部屋にパンフレットが届きます。
映画放送の時間、サンライズの時間、ダンスイベントや、ミュージカル、カジノ、ダンス教室、特別会場で行われるゲーム大会。朝は、このパンフレット片手に私たちは朝食を食べ、予定を組みました。そして、私達はナイトライフでは、ピアノバーにお邪魔してみました。ピアノの弾き語りで、ゲストからリクエストされた曲を即興で演奏されていました。アルコールも$10~と手頃で、ゆっくり演奏を楽しむ事ができました。お土産には、CARNIVAL と書かれたタンプラーを購入しましたが、現在は、使うのがもったいなくてまだ使えてませんが、他にもオリジナルグッズが沢山販売されています。
ある日、夕食を済ませた後(確か、プエルトリコを出港した夜)では、メイン会場にてサルサダンスが開かれていました。真似してリズムを取るものの、初心者のアジア人にはとても難しかったのですが、カップルや年配夫婦が軽々と踊る姿には、カリビアンの音楽性はやっぱり素敵だな。と思いながらも、なかなか上手くならないステップを黙々と繰り返しながら、きっと美味しい食事後でお腹いっぱいだからだろう…。と思いながら、生演奏でのダンスフロアを去りました。
ここで一つお知らせ!インターネットについてです。海の上なので、もちろん一週間はインターネットを諦めていましたが!なんとインターネット使えました(有料)!簡単なSNS(facebook と instaglam)で一週間$19です。Skypeや、yahooが使えて一週間$99でしたが、インターネットがないのは困る!という方は、安心出来る要素ではないでしょうか?ちなみに、翌日のリサーチにはかなりインターネットはかなり役立ちました。
あと、アミューズメントのパンフレットにかかれているのですが、『サンライズ』について。是非是非、早起きして朝日を眺めてください。海のど真ん中で見る朝日は、眠たい目を擦りながら見る価値はあります!水平線を見ながら、地球って本当に丸いんだな…と眺める朝日の光は自分自身を浄化された気持ちになり、素敵な1日の始まりを迎えられます!毎日は残念ながら起きれなかったのですが、7日間ある船旅で一度は朝日を眺めながらHot Coffee を飲んでみてください。
ここまで、“CARNIVAL LIBERTY”の船旅を説明させて頂きましたが、これは、私の経験の一つにしかすぎません。人により100通りの楽しみがあります。ゆっくり、海を眺めてみたり、ジャグジーに入ってみたり、カリブ音楽に身体を揺らしてみたり、陽気な気分でカジノを楽しんでみたり…?船内自体が、日常生活を忘れられる大きな空間、テーマパークの様に感じました。
なにより、飛行機と違いは移民局です。飛行機と違い面倒な思いや、入国への心配など、飛行機よりストレスが少なく、カリブ海を旅することが出来たように感じました。同じカリブ海といっても、歴史、言葉、人々、音楽の違いを感じました。せっかくのカリブ海。色んな国を一度に周り、お気に入りのカリブを再発見する良い機会になるのではないでしょうか。次は、お気に入りの国にゆっくり観光したくなりました。
それぞれのカリブ海の再発見してみませんか?
*価格は2016年2月当時の価格です。
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2016年10月にマイアミ発のカリブクルーズに日本人DJとして唯一selectorHEMOが参加!こちらも是非チェックしてみて下さい!