2020年も後残り1ヶ月となりましたね。
大人になると1年が過ぎるのが早く感じるのですが、今年はとーても長く感じるような年でした。皆さんはどうでしたか??
12月は家族や友達が集い賑やかに祝うクリスマス、年末、年越しと楽しいイベントが盛り沢山で11月末頃よりワクワクしています。
今回の投稿は、【Christmas ~Trinidad style~】について。
トリニダードトバゴのクリスマスのお料理を紹介したいと思います。
クリスマスに欠かせない豪華なはちみつ、パイナップルを使ったハム(Honey Glazed ham)、見た目からカラフルなクリスマスライス(Christmas Rice)といったお料理達がテーブルに並びます。
ちなみにこれらのトリニダードのクリスマス料理等は同じカリブでも似たようなメニューが各国に多々あり、さらに各家庭に伝統の味があるので多少の味の違いはあしからず。
トリニダードのクリスマスといえばこれ!!
パステル【Pastelles】
お肉をとうもろこし粉の生地に包み、
バナナの皮を巻いて蒸します。
(日本のスーパーで通常バナナの皮を見つけるのは難しいと思いますが、大型のアジア食材を取り扱っているお店で見つけることができます。)
ブラックケーキ【Black cake】
こちらはフルーツをチェリー酒そして、ラム酒に浸したケーキになります。
ソレル【Sorrel】
こちらは乾燥したハイビスカスにシナモンと砂糖を加えたドリンク。
沸騰したお湯に乾燥したハイビスカスを煮込むと鮮やかなワインのような赤色になる。
ちなみにこのソレル大量の砂糖を使う。ホントに大量。。。
一度ソレルをトリニダード人と作った時にびっくりした覚えがあります。
ただ、ソレル自体が砂糖がないととても酸っぱいのでわからなくもないが…とにかく甘い飲み物という記憶があるので砂糖の量には注意が必要です。
ちなみにソレルは日本でもハイビスカスティーとして、美容にとても良いらしい。
是非砂糖の量に気をつけて飲んで頂きたいです。
ポンチェ・デ・クリーム【Ponche de Cream】
コンデンスミルク+卵+沢山のラム酒を加えたカクテル。
アメリカやカナダではエッグノッグ【Egg nog】として感謝祭【Thanks giving】辺りからスーパーで購入することも可能なのでご存知の方も多いかもしれませんね。
ポンチェデクリームはカリブでの通称。
有名カリプソアーティスト”ロード・キッチナー(Lord Kitchener)”による”Drink Ah Rum”はクリスマスの定番曲。
クリスマスの朝にポンチェ・デ・クリームを飲もうと歌っています。
最後にシンプルなポンチェ デ クリームのレシピをご紹介したいと思います。
用意するもの(6人前)
·卵 3個
·ライムの皮 1/2(香り付用)
·ミルク 550ml
·コンデンスミルク 350ml
·ラム 350ml
·ナツメグ 小さじ1/2
ここからは 本格的に作りたい方参考にしてみてください。
トリニダード産の苦味とスパイスが効いたラム酒【アンゴスチュラビターズ】こちら1振り加えるだけで味に深み増し、現地の味にかなり近づきます。
トリニダードの国際空港の免税店では必ず売られているとても有名なお酒です。
こちらも日本の大きな酒屋さんに行くと入手可能だと思います。ぜひ現地に味に近づけたい方はお試しください。
ではここからは作り方に戻ります。
①卵を三つ割りしっかり混ぜる。
ハンドミキサーやミキサーあると便利。
②よく混ぜた卵の中にライムの皮を入れ、ミルク、練乳、ラ厶、ナツメグを入れ混ぜる。
(アンゴスチュラビターズある方ここで3振り)
③香り付け用のライムの皮を取り除く。
④グラスにアイスを入れ混ぜ合わせたカクテル注ぎ、ナツメグパウダーを1振り
(アンゴスチュラビターズ一振り)
完成!
こちらのドリンクは先ほど紹介したブラックケーキとの相性も抜群です♪
トリニダードのクリスマスソングパラン”Parang”(別記事あり)と共にクリスマスを楽しく過ごしましょう!!