1963年から続くスティールパンの大会、National Panorama Competitionが今年も始まりました。

 新型コロナパンデミックの前はシングルパン、スモールバンドカテゴリーとミディアムバンド、ラージバンドカテゴリーとまとめてやっていたのですが、パンデミック後はシングルパンはクリスマス前、スモールバンドは年明け早々、ミディアム、ラージバンドはその後とカテゴリーごとバラバラに開催されることになりました。スケジュール的には余裕ができ、主催者側、各バンド側の準備やプレイヤーの確保などが少し楽になった分、期間が長くなり、結果年の半分くらいはパノラマをやっているという状況になっています。賛否両論ですが、海外からの観光客やプレイヤーにとっては全カテゴリーを楽しむのは難しい状況になりましたね。しかし、その昔はシングルバンドからラージバンドまで1日で行っていたそうで、パノラマの日の早朝から始まり、次の日の午前中までかかって終わっていたそうです。それはそれですごい状況ですね。

 いずれにせよ、トリニダード・トバゴのSteelpanシーンは世界を上げての大盛り上がり、プレイはさることながら、素晴らしい音楽に心も躍ります。

 最近は世代交代の波も押し寄せ、新しいアレンジャー、若いアレンジャーも大活躍!

今年も目が離せません。

 なお、過去のNATIONAL PANORAMA COMPETITIONの音源は下記リンクからお聴きいただけます。今と昔、どのように変わっていったのか、聴き比べるのもまた楽しいですね。

今年もみんなで応援してNATIONAL PANORAMA COMPETITIONを盛り上げていきましょう!!