日本時間の7月28日朝、安倍総理大臣がトリニダード・トバゴに到着し、同国のパサードビセッサー首相と会談しました。日本の首相がトリニダード・トバゴへの訪問を初めて実現することになりました。

安倍総理は日本人がトリニダード・トバゴに最大90日間滞在する間、同国に入国するためのビザの免除を実施していることに感謝の意を表明しました。今後の二国間の関係強化を提起し、東京にトリニダード・トバゴ大使館を開く事を検討するよう要求し、この件について外務大臣と協議することを約束しました。また来年の国連安全保障理事会の非常任理事国の選挙での日本への協力を要請し、防災や気候変動、天然ガスなどのエネルギー分野での協力強化にも合意しました。

パサードビセッサー首相からは、国境を超えた兵器や弾薬の移動のための国際的な基準を設定することを目的とした武器貿易条約の事務局をトリニダードに設置するために日本の支援を要求しました。

日本時間7月28日夜、カリブ共同体(カリコム)加盟国との初の首脳会合を開く予定です。