8月31日はトリニダード・トバゴ独立記念日です。

毎年、警察官や、消防署、軍隊などによってパレードが行われ、カーニバルでもおなじみのQueen’s Park Savanna (クイーンズ・パーク・サバンナ)にて式典が行われるのが常ですが、今年はCOVID19の影響で、開催の有無が不明です。非常に悲しい事です。
例年は前日の夜から街は大盛り上がり、Ariapita Avenueなどで、スティールパンやソカ、カリプソのライブテントが立ち並び、みんなパーティで盛り上がります。当日は午前中の早くからパレード、式典を経てその後はまたAriapita Avenueなどでパーティをし、夜はサバンナで花火を鑑賞、そして朝まで飲み明かすのが定番でした。
しかし今年は…

トリニダード・トバゴがイギリスから独立したのは1962年8月31日の事。それまでは、スペイン、フランス、オランダ、イギリスなど実に多くの国に支配されてきました。
今でも所々にスペイン語やフランス語が元になっていると思われる地名や、食べ物の名前、クレオール語というトリニダードなまりの言葉に表れていますね。

トリニダード・トバゴが独立するまでには紆余曲折あったようですが、やはり油田の発掘が大きかったようです。

今、トリニダード・トバゴもご多分にもれずCOVID 19の影響で状況は一変していますが、それでも明るい国民性の故か、それほど暗い雰囲気や状況にはなっていないようです。

しかし、一刻も早く今の状況が解決され、また音楽やダンスや笑顔のあふれる国にとして、
世界中の人と、ハッピーを分かち合いたいですね!!!

街の装飾の一部