前回の投稿に引き続き、オリンピック選手の紹介です。

以下、リンクの記事より日本語に要約しております。

ガブリエラ・ウッドは、トリニダード・トバゴの女性柔道選手として初めてオリンピックに出場する。男女を通じても、トリニダード・トバゴの柔道選手の出場は2016年のクリストファー・ジョージ以来2人目だ。

スコットランドのスターリング大学に通う23歳のガブリエラは、こう語る。

「オリンピックの出場権を獲得できて本当にうれしいです。そして、トリニダード・トバゴの代表であるということをすごく誇りに思っています。国の代表になるのは光栄なことで、ここまで来るには長い道のりがありました。オリンピックの試合に出るということにはとても興奮していますが、もちろんプレッシャーもあります。

トリニダード・トバゴで初めてオリンピックの柔道に出場する女性になるというのはすごいことです。母国の皆がとても喜んでくれています。柔道のコーチであるリー・コールダー、そしてスターリング大学のストレングス&コンディショニングコーチであるジョシュ・ウォルシュの指導とサポートに感謝しています」

ガブリエラはトリニダードのサンタ・クルーズで生まれ育ち、首都のポート・オブ・スペインの学校に通っていたときに柔道に出会った。2015年には、パン・アメリカン・ジュニア・オープンで銀メダルを獲得し、その後、メキシコやハンガリーでの合宿に参加した。

2018年、親族のいるスコットランドでトレーニングをはじめたガブリエラは、リーと出会い、それ以来コーチをしてもらうようになった。

今年の1月からは、スターリング大学に通い、充実した環境の中でオリンピックに向けた練習を続けている。

ガブリエラは、7月19日に東京へ向けて出発する。その11日後には、日本の武道の聖地である日本武道館で78kg超級に出場する。

「日本に到着するのが待ちきれないです」とガブリエラは言う。「間違いなく、これまでの私のキャリアのハイライトです。世界の舞台に立つのが楽しみです。そして、夢を追いかけるトリニダード・トバゴのほかの柔道家たちに希望を与えられればと思います」

ガブリエラに同行するリーは、こう語る。「オリンピックの出場権を獲得できたのは見事です。彼女は目標に向かって一生懸命取り組んできました。国で最初の女性柔道家というのも素晴らしいですね。二度とできることではありませんし、夢を実現できるという希望をほかの若い女性たちにも与えてほしいですね」

ジョシュはこう語る。「ガブリエラが出場権を獲得したのは、トリニダード・トバゴの柔道にとって記念碑的な出来事です。彼女の才能と努力のたまものです」

ガブリエラ・ウッド選手